バンクシー展

hayassy

4年前に行った『バンクシー展』について投稿します。

4年前、ちょうど新型コロナウィルス感染症が始まったばかりの混乱時に開催されました。
「なんで今さら?」と思われるでしょうがお付き合いください。

バンクシー展 天才か反逆者か

画像の使用に関してですが、バンクシー自身もしくは管理組織がわからず使用許可がもらえないため、
ペストコントロール(公式認証機関)のガイドラインを調べました。

バンクシーの作品に関しては以下の記述があります。
ペストコントロール 公式サイト

hayassy

バンクシーの作品画像は、非営利で個人的に楽しむために使用することができます。
カーテンの色に合わせて印刷したり、おばあちゃんへのカードをつくったり、自分の宿題として提出したり、なんでもOKです。
しかし、バンクシーとペストコントロールのいずれも、第三者に対してアーティストの作品画像使用のライセンスを付与していません。
バンクシーの作品画像を営利目的で使用しないでください。
これには、様々な商品を発売したり、実際にはアーティストが制作したり、公認したりしていないのにそのようなものだと人々を騙したりすることが含まれます。
バンクシーが「著作権は負け犬のためのものだ」と本に書いていると言っても、アーティストを不当に歪めたり、詐欺を働いたりする自由を与えることにはなりません。確認済みです。

このブログは商用ではないので、一応OKかな?という理解でいます。
NGだった場合には即刻削除します。

今はあまり大きく騒がれなくなりましたが、一時期はすごい人気でしたね。
バンクシーといえば別名「アートテロリスト」「覆面アーティスト」。
彼がどんな姿をしているのか、どこに住んでいるのか、一部を除いて誰も知りません。

環境汚染や大量消費社会、戦争といった様々な問題を風刺し、作品には強いメッセージが込められています。
前もってステンシル(型紙)を作り、壁にスプレーを使って一夜で完成させる。
本来なら器物破損や建造物破壊等の罪に問われるはずが、未だに捕まっていません。
バンクシーのようなアートを「ストリートアート」と呼びます。

バンクシーについては仮説がいろいろあります。「彼がバンクシーの可能性がある!!」とかね。
正体不明なので当然と言えば当然です。
それとバンクシーの知名度に便乗し、贋作で利益を得ている画家が多いことも有名ですね。

バンクシーの収入源は何かというのも大きな話題です。
当然のことながら彼にも生活があり、ステンシルシートやカラースプレー等の費用も発生します。
バンクシーに著作権は(厳密に)認められていないので無収入のはずです。

噂によれば、壁面の作品を使ったステンシルやシルクスクリーン、
リトグラフなどのエディション作品(限定した部数で版元から販売される版画のこと)
を販売することで収入を得ていると言われています。
私たちの知らないところでバンクシーはしっかり稼いでいるということですね。

新型コロナ感染症が世界的大流行(パンデミック)になった頃、一躍有名になった作品を紹介して終わります。
タイトルは『Game Changer

「Game Changer」とは「革新的な人」もしくは「ゲームの流れを一気に変えてしまう人」
という意味があります。
オーバーオールを着た少年の足元にはゴミ箱があり、その中にはバットマンやスパイダーマン
といった正義の味方の人形が捨てられています。
そのかわり少年は看護師の人形で遊んでいる構図になっています。
まるでバットマンやスパイダーマンの時代は終わったと言わんばかりのように。

この作品でのバンクシーの主張は「医療従事者等に対する敬意」と言われています。
作品とともに手紙が添えてあったそうですが、そこには
あなたたちの尽力に感謝します。
モノクロの作品ではありますが、少しでも現場が明るくなることを願っています

としたためてあったそうです。

時代の新しいヒーローを看護師(医療従事者)としており、悪役となっているのが
毎年福祉(医療)に関する予算を削る政権、それを容認しているメディアです。
バンクシーのことですから他にももっといろんな意味があると思いますが、
個人の紹介記事ですのでここまでにさせてください。

hayassy

別の絵画展の紹介記事等も書こうと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次