今回はイギリスの伝説的英雄をモデルにした映画を紹介します。
主演はケヴィン・コスナー、相棒役を名優モーガン・フリーマンが好演しています。
パチーノ、デ・ニーロ、ガルシアいずれも登場しませんが、個人的に胸踊る作品で好きです。
コスナーの運動能力の高さを初めて知った映画でもあります♡
学生時代に野球やフットボールをしていたそうなので、運動能力が高いのは当然かもですがね。
『ロビン・フッド(Robin Hood: Prince of Thieves)』
詳しいあらすじや登場人物について知りたい人はWikipediaを見てくださいね。
ここでは簡単に紹介します。
監督はケヴィン・レイノルズ
主演はケヴィン・コスナー
助演はモーガン・フリーマン、アラン・リックマン
イギリスの伝説的英雄ロビン・フッドを題材にした歴史ファンタジーです。
当然ですが当時は車も飛行機もありませんし、食料やお風呂もまともじゃありません。
今にして見ればビックリするほど不衛生だし、栄養も相当偏っていたと思いますね。
hayassy『ロビン・フッド』は勧善懲悪で軽快な物語なので
老若男女楽しめると思います。
メイン・キャラクターだけ極めて簡単に紹介します。
ロックスリーのロビン(演:ケヴィン・コスナー)
ロックスリー卿の息子。
弓の名手で統率力に優れ、無秩序な農民たちを率いて反乱軍をまとめ上げる。
幼馴染みであるマリアンと恋仲になり、後に結婚する。
アジーム・エディン・バシール・アル=バキール(演:モーガン・フリーマン)
ムーア人のイスラム教徒でロビンの相棒。
かつて囚われの身だったが、ロビンに救われた恩義から彼に協力している。
医学や天文学に精通しており、剣術にも長けている。
それらの知識を活かして反乱軍の戦術を組み立てる。
ジョージ(演:アラン・リックマン)
ノッティンガム城を拠点に財政を管理する代官で、王の代理統治者。
冷酷無比な性格で、国民に苛政と暴虐を振るう。
国王の血筋を持つマリアンとの結婚を狙い、王位を手に入れようと企む。
レディ・マリアン(演:メアリー・エリザベス・マストラントニオ)
ロビンの親友ピーターの妹で、国王の従妹。
幼い頃はロビンにいじめられていたが、十字軍の経験から頼もしくなったロビンと恋仲になる。
両親と兄に代わり城や領民を守る意志を持ち、剣術にも長けている。
リチャード王の祝福を受け、ロビンと結婚する。
ウィル・スカーレット(演:クリスチャン・スレーター)
ロックスリー卿の愛人の息子で、ロビンの異母弟。
シャーウッドの森に隠れる農民の1人だが、ロックスリー卿に捨てられた過去からロビンを憎んでいる。
後にロビンと和解し、反乱軍に加わってノッティンガム城を襲撃する。



次に物語(あらすじ)を極めて簡単に紹介します。
12世紀後半。十字軍に参加した兵士たちがムスリム軍に捕えられる場面から物語は始まります。
その中にはロビンの姿もありました。
ロビンはムスリム兵の隙を突いて反撃し、親友ピーターとムーア人のアジームとともに脱出します。
逃走の途中でピーターを失ってしまいますが、ロビンはアジームを連れてイギリスへ帰国します。
しかし故郷のロックスリー城は廃墟と化し、父は無惨な姿で殺され、忠実な執事ダンカンは目をえぐられる
という凄惨な光景を目にします。
それはリチャード王不在の間に「代官」として権力を握ったジョージの仕業でした。
ジョージは国民に重税を課し、暴政の限りを尽くしていたのです。
父の墓前で復讐を誓ったロビンは、まず親友ピーターとの約束を果たすためマリアンのもとを訪ねます。
ピーターは死の間際、家宝の指輪をロビンに託し、妹を守るよう頼んでいたのです。
マリアンは過去のロビンしか知らなかったため、最初は素っ気なく接します。
しかし話を重ねるうちに頼もしい男へと成長した姿に気づき、彼を受け入れるようになります。
ロビン、アジーム、ダンカンはシャーウッドの森で代官の圧政に苦しむ農民たちと出会います。
代官に奪われたものを取り戻したいという彼らの願いは、父の復讐を誓うロビンの思いと重なりました。
ロビンは持ち前の戦闘力と統率力を活かし農民たちをまとめ上げ、弓や剣の技を教え込んでいきます。
すべてが順風満帆に進んでいるようにみえましたが、代官の反撃が始まります。
策略にはまりマリアンと数多くの仲間が誘拐され、ダンカンは殺され、森は壊滅的な打撃を受けます。
マリアンは代官との結婚を強いられ、仲間は結婚当日に公開処刑されることが決まりました。
ですがその日こそマリアンや仲間を救い、復讐する絶好の日とロビンとアジームは確信し、戦術を練ります。
アジームの呼びかけもあり、国民の鬱憤は一気に爆発します。
ロビンは代官とその背後で暗躍する魔女を倒し、父の無念を晴らして自由を取り戻しました。
十字軍の遠征から帰国したリチャード王の祝福を受け、ロビンはマリアンと結婚し、物語は幕を閉じます。



「極めて簡単」と言っておきながら思いっきり長くなりました。
本当に申し訳ありません(>人<;)
この作品は「ロビン・フッド」を題材にした映画・ドラマの中で評価が高いです。
派手なアクションや壮大なロケーション、俳優陣の安定した演技で興行的には成功しましたが、
ケヴィン・コスナーがゴールデン・ラズベリー主演男優賞を受賞する、
という不名誉な一面もありました。
コスナーの演技自体に問題があったわけではないようです。(一部棒読みに聞こえる場面はあったようですが)
派手なアクションや壮大な展開にもかかわらず、脚本やキャラクター描写の粗さ、
といった映画全体のバランスが要因ではないかと言われています。
またアメリカ人のコスナーがイギリス英語を話すのが不自然、という批判も一部寄せられていたそうです。
ただゴールデン・ラズベリー賞自体がジョーク的な意味合いの強い賞であるため
その後のコスナーの人気に影響はなかったようです。
この映画の主題歌がアカデミー主題歌賞にノミネートされました。
『(Everything I Do) I Do It for You』というタイトルでブライアン・アダムスが歌っています。
映画の恋愛場面にふさわしいしっとりしたラブソングですので、すんなり耳に入って来ると思います。
YouTubeで検索すれば本人のPVはもちろん、カバーした歌手の動画がヒットしますし、
iTunesでも普通に配信されています。
よかったら聴いてみてください。



次回は何を投稿しようか?って感じです。
私の好きな映画って相当偏っているので…。








