今回は少し趣向を変えて、好きな吹替の声優(俳優)さんについて投稿します。
最初は俳優であり声優の津嘉山正種(つかやままさね)さん。
バリトンの渋い声が魅力の俳優ですが、その美声ゆえ俳優としてより吹替声優としての方が人気が高いようです。
津嘉山さんに関する詳細はWikipediaを見てくださいね。
名前を知らない方でもケヴィン・コスナーやロバート・デ・ニーロ、リーアム・ニーソンの
日本語吹替映画は観たことがあると思います。
hayassyどんな作品で吹替をしているのか紹介しますね。
吹き替えている映画が多いので全部は無理ですが…。
ケヴィン・コスナーの吹き替えを多数担当しており、まさに専属と言っていいほどです。
DVD作品では『ボディガード』『JFK』『パーフェクト・ワールド』、
前回投稿した『ロビン・フッド』もそうです。
さらにテレビ映画では『アンタッチャブル』『ウォーター・ワールド』などでも吹き替えを務めています。
ロバート・デ・ニーロの吹き替えも数多く担当しており、
特に90年代の作品のほとんどは津嘉山さんによるものです。
代表作としては『カジノ』『ヒート』『ザ・ファン』『コップランド』などがあります。
さらにデ・ニーロ最大のヒット作『タクシー・ドライバー』や『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』
も担当しましたが、こちらはテレビ版のみの吹き替えであるため、再放送でしか観ることができません。
デ・ニーロは「頭のネジが一本外れた狂人」を演じることが多いので、
吹き替える側としても相当大変だったのではないでしょうか。
リーアム・ニーソンの吹替といえば『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』で
クワイ=ガン・ジンを演じたことがよく知られています。
以降も『スター・ウォーズ』シリーズをはじめ、ニーソンの出演作品を数多く担当しています。
代表的なものは『ギャング・オブ・ニューヨーク』や『ナルニア国物語』シリーズのアスラン役等があります。



洋画の吹替って演じている俳優のイメージを壊さないようにしないといけませんから…相当な演技力が求められるでしょうね。
しかも口の動きに合わせないといけませんし。
最近は声優より俳優の活動の方が多いような気がします。
特に今年は戦後80年の区切りということもあり、沖縄戦の悲劇を語り継ぐ1人朗読劇に出演されていました。
沖縄の舞台で開催されているようなので私は観ていないんですがね。
YouTubeで部分的に見かけますのでそちらを観ています。
ここ数年は吹き替えのお仕事があまり見られないようです。
理由はわかりませんが、個人的には年齢の影響なのではと感じています。
2010年代中頃から滑舌がやや不明瞭に思える部分があり、少し聞き取りにくいことがあります。
もちろんプロの俳優として発声のケアをされていると思いますが、津嘉山さんもすでに80歳を超えています。
声や滑舌は職業柄大切にされていても、やはり時間の流れには抗えないのだと思います。
津嘉山さんの声を聞きたくて、VHSやDVDをよく借りていた時期がありました。
中には原語のセリフとは大きく異なるのもありますが、そういう独特の違いを楽しみながら観ています。
以前投稿したアル・パチーノ主演の『フランキーとジョニー』もその一例で、
字幕版と吹替版では多くの場面でセリフが異なっていました。
基本的に映画は字幕で観ますが、好きな声優さんが担当している場合は吹替でも観ます。
最初は字幕版と吹替版の両方を観ますね。
観ているうちに「この声優さん、素敵な声だな」と気づくことがあります。
これからは映画の紹介とあわせて、自分の好きな吹替声優の紹介もしていきたいと思います。



それでは今回はこれで…。
少し吹替声優について紹介して行こうかな?








