デ・ニーロの恋愛映画『恋におちて』

hayassy

今回はロバート・デ・ニーロ主演のラブロマンスを紹介します。

前回はアル・パチーノ主演の恋愛ものを紹介しました。
今回はロバート・デ・ニーロ、メリル・ストリープ主演の恋愛ものを紹介します。

カメレオン俳優として名高いデ・ニーロですが、彼もまた恋愛ものの評価は低いですね。
逆にどんな役柄でもこなす俳優だからこそかもしれません(^◇^;)
※「カメレオン俳優」というのはシリアス、コメディ、SF、アクション、オカルト、ホラー等々
役作りにおいて外見・雰囲気が変幻自在な俳優の呼称です。

恋におちて(Falling in Love)
詳しいあらすじや登場人物について知りたい人はWikipediaを見てくださいね。
ここでは簡単に紹介します。

監督はウール・グロスバード
主演はロバート・デ・ニーロメリル・ストリープ

ロバート・デ・ニーロとメリル・ストリープといえばアカデミー賞を何度も受賞している名優です。
この映画は1984年に制作されているので、まさに美男美女。
もちろん今も2人は美男美女ですが、若い頃は今の倍です!!!

金曜日の妻たちへⅢ 恋におちて』というドラマがありましたが、この映画へのオマージュと言われています。
主題歌を歌った小林明子さんの『恋におちて -Fall in love-』も大ヒットしましたね。

『金曜日の妻たちへ』を知っている人なら、映画のオマージュと聞いた時点で想像がつくと思います。
中年男性と中年女性の美しい恋愛ですが、完全に不倫 & 略奪愛です。決して褒められた間柄じゃありません。

物語はクリスマスのニューヨークから始まります。
5番街にある大型書店リゾーリ(Rizzoli Bookstore)に中年の男性と女性が本を見ています。
1人はフランク・ラフティス。ニューヨーク郊外に住む建築技師で、妻と2人の息子がいます。
もう1人はモリー・ギルモア。同じく郊外に住むフリーのイラストレーター。子供はいませんが夫はいます。
2人は出口付近でぶつかり、散らばった荷物を拾って帰りますが、買った本が入れ違っていたことを笑います。

クリスマスから3ヶ月経過したある日、フランクは通勤電車の中でモリーを見かけます。
モリーもまたフランクに気付き、当時のことを笑い合いながらお互いのことを話します。
2人はお互い家庭があると知りながらも逢う度に惹かれて行き、深みにはまって行きます。

2人は何度もデートをするようになり、忘れかけていたトキメキが蘇って来ます。
フランクもモリーも、周りにいる同僚が見てわかるほど明るく綺麗になって行きました。
ですが当然ながら2人はお互いのパートナーへ強い罪悪感を持つようになります。

良心の呵責に苛まれ、もう裏切れないと覚悟したフランクとモリーはパートナーに関係を打ち明けます。
当然パートナーは激怒し、別居を言い渡します。
2人は関係を終わらせ、今まで通りの生活に戻ります。

翌年のクリスマス。2人は運命の場所・リゾーリ書店で再会します。
2人はお互いの近況を話さず一度は別れますが、離れていた時間が長かった分愛情が爆発します。
きつく抱きしめ合い熱いキスをかわし、幕が閉じます。

hayassy

不倫の話なので変化を書いたら長くなってしまい…すみません(^人^)

不倫の話が美しく感じるのは、デ・ニーロとストリープの美しさと卓越した演技力によるものでしょう。
ですが映画自体はあまり高い評価は得られていません。ストーリーがちょっとね…。
ただ当時の『金妻』好きには結構好評だったらしいですよ。当然といえば当然かな?

デ・ニーロとストリープはこの映画以前に『ディア・ハンター』という映画で共演しています。
ベトナム戦争の狂気を扱った映画のため重苦しく批判が起こった映画ですが、個人的には好きです。
2人はこの映画でもアカデミー賞等たくさんの賞で受賞/ノミネートされ、高い評価を得ています。
この映画の紹介記事も後で投稿しますね。

次回はガルシアの恋愛ものを紹介し、このジャンルは一旦終わりにします。
その後は何を書こうかなぁ(^^)/~~~

hayassy

パチーノ、デ・ニーロ、ガルシアは出演映画が多過ぎるんですよねぇ。

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